村上春樹の新作『騎士団長殺し』レビュー セリフに込められた光と影(ネタバレなし)

村上春樹の新作『騎士団長殺し』レビュー セリフに込められた光と影(ネタバレなし)

『騎士団長殺し』の中で「心に残った言葉」を一つ紹介します。     最初の方の場面。  主人公が、心の中でつぶやいた言葉です。     私は材木につかまって、流れのままに流されているだけだった。  あまりに漆黒の闇で、空には星も月も出ていなかった。    その材木にしがみついている限り溺れずにすんだが、自分が今どのあたりにいて、これからどこに向かおうとしているのか、そんなことは何ひとつわからなかった。     『騎士団長殺し』村上春樹(新潮社)

癒し方5つの方法 教えます(孤独編)仏教の処方箋をあなたに

癒し方5つの方法 教えます(孤独編)仏教の処方箋をあなたに

「あなたは孤独ですか」と聞かれて「はい、孤独です」と答える人はあまりないと思いますが、そもそも「孤独じゃない人間なんていない」というのが本当のところではないでしょうか。  ただその孤独をうまく紛らわせる人と、そうでない人がいるかもしれません。   しかし、できればそんな孤独から根本的に解放されたいもの。  今回は、世の中にある「孤独を癒やす5つの方法」と、孤独を解決する仏教の処方箋を、まとめてみました

旅の果て 見つけた一つの答えとは ~納棺師から一人世界女子旅まで経験した結論~

旅の果て 見つけた一つの答えとは ~納棺師から一人世界女子旅まで経験した結論~

職場でも家庭でも、人は自分の役割があり、気がつけばそれをこなすことに一日が費やされています。  そんなルーティンワークのような日常に、ふと「これが私の望んだ人生だろうか?」「本当にこのままでいいのだろうか?」という疑問が頭をもたげることはありませんか?      今回は、その答えを求めて世界を旅した富山県のある女性の話です。 彼女の見つけた答えとは?  

「ポスト真実」の時代に「まこと」とは

「ポスト真実」の時代に「まこと」とは

昨年の流行語大賞は「神ってる」でしたが、英米で権威のあるオックスフォード辞書が、最も注目を浴びた英語として選んだのは、「post-truth(ポスト真実)」でした。 新聞社やテレビ局などマスコミは、事実関係を丁寧に調べ、信用できるニュースを届けるのが仕事ですが、ネットの世界には、根拠に乏しい「ウソ」や、わざと流された「デマ」が氾濫しています。そして多くの人は、ネットに書いてある記事が事実であろうと、なかろうと、「いいね」と思いさえすれば、どんどん広めていきます。