清水富美加さんに何があった?(後編)浄土真宗に「出家」がない理由

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女優・清水富美加(しみず ふみか)さん(22)の「出家しゅっけ)」(家出・いえで・ではありません)騒動は、多分に「出家」という言葉の混乱があると思われることを前回、記事にしました。  

清水富美加さんに何があった?(前編) そもそも出家って何?
女優の清水富美加(しみず ふみか)さん(22)が「幸福の科学」に「出家(しゅっけ)」という発表に驚いた方も多いと思います。(家出・いえで・で...

一般に「出家(しゅっけ)」とは「世俗の生活を離れ、仏門に入ること」。しかし浄土真宗には「出家」というものがありません。

それはなぜでしょうか。その理由を探ってみると……。  

浄土真宗に「出家」がない理由


浄土真宗には「出家」という形がありません。一体、なぜでしょうか。 

その理由は、世俗の生活をしている人が、世俗の生活をしているままで救われることを明らかにされたのが、浄土真宗の教えだからです。  

もし、仏教が「出家して修行しなければ救われない」ものだとすれば、ほとんどの人は、救われないという結論になるでしょう。 

なぜなら、出家して仏道を求めることができる人は、ほとんどいないからです。  

しかし仏教には、「出家も在家(世俗の生活をしている人)も差別なく、すべての人が煩悩あるがままで救われる」教えが、実は説かれていたのです。  





その「煩悩あるがままで救われる」ほんとうの仏教を明らかにされた方が、親鸞聖人(しんらんしょうにん)でした。だから浄土真宗には「出家」というものがないのです。  

石を浮かばせる2つの方法は?



しかし本来、煩悩に悩まされているからこそ、煩悩を何とかしたいと思って出家するはずなのに、煩悩あるがままで救われる、というのは、簡単には理解しがたいところでしょう。 

これは一体、どういうことなのか。 

短い言葉で誰にでも分かるように説明するのは困難ですが、こんな例えで考えてみれば、少しはイメージがつかめるかもしれません。

ここに重い「」があるとします。この「石」を海の中で浮かばせる方法を、2とおり考えなさいといわれたら、あなたなら、どんな方法を考えるでしょうか。  

1つは、石の材質に手を加え、空気などを注入し、 
「軽石」にする。 

2つは、石を浮かばせるだけの力のある「船」を用意して、 
乗せる。



石を「煩悩」とすれば修行によって煩悩を何とかしようとするのは、1つ目の方法でしょう。  

しかし石を浮かばせる方法は、もう1つあります。  

それが「船に乗せる」という2番目の方法。これならば、石の重さはまったく変わらないままで、浮かばせることができるでしょう。  

「煩悩あるがままで救われる」というのは、ちょうど石が船に乗せられたことに例えられます。





では、その石を浮かばせる船とは何でしょうか。また、どうすればその船に乗れるのでしょう。浄土真宗を学ぶということは、じつは、その答えを学ぶことといえます。  

清水富美加さん騒動から、「出家」をテーマに掘り下げていったら、浄土真宗の入り口まで、たどりつきました。ここから先はぜひ、勉強会でお確かめください。  

あなたが仏教から学べるたった一つのことがあります。仏教には何が教えられているのでしょうか。分かりやすい仏教の法話、講座を親鸞会では全国で開催しています。講座、法話案内と申し込みフォームのページです。

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